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はるおのビジネスメモ・その他
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のどくろの塩焼き
初なんかの白子
ゲンゲの干物
白えびの刺身

まいうむぅー。

富山、まいうむぅー。



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いろいろあって夜。
富山といえば海の幸的な。

しめさば
しまあじ
白えびのから揚げ

まいむぅー。



というわけ(わけもなく行くのにふさわしいというわけ)で、今から富山に行きます。

曇天で肌寒い天気が祝福してくれているかのよう。




思いっきり結婚式の話なんですが。


最高ね。

マジ、最高。

結婚式、マジ最高。


なんだかオレは結婚式に参加する度にこうして毎度毎度懲りずに
猛ってる気がするけどしかたない。だってステキだもの結婚式。


キリスト教でいう結婚式というのはね、神様との契約を交わす
儀式なんだそうで、神様の前で聖書の一説を花嫁花婿が読み
上げるのね。

それがまた泣かすわけ。
コリント人が泣かすわけ。



「コリント人への手紙―愛について―」


愛は寛容であり、愛は情深い。

また、ねたむことをしない。


愛は高ぶらない、

誇らない、

不作法をしない、

自分の利益を求めない、

いらだたない、

恨みをいだかない。

不義を喜ばないで真理を喜ぶ。


そして、

すべてを忍び、

すべてを信じ、

すべてを望み、

すべてを耐える。


愛はいつまでも絶えることがない。



つって、二人が読み上げるわけ。


もうね、最高。



で、最後に神父がね、オレたちの恩師がね、こう言います。


「おめでとう。

 今、二人は神の前で生涯を共に生きることを誓約し、
 神がそれを承認してくださいました。
 ここに神との契約が成立しました。

 忘れてはなりません。

 神がひとつにしたものを、
 人間が別つことはできない。」

 

「何それーーーーーッ!!!」

声、漏れそうになった。
身、乗り出した。

何、そのキメぜりふ。
おいおいちょっとそれはないんじゃない?
それ、泣かそうとしてるでしょ?

オレは泣いたよ。ポロっとした。


伝わるかなぁ。
伝わるといいなぁ。
まあどっちでもいいや。

とにかくよかった。オレも早くアレ言われたい。


ちなみに、披露宴で公開した「愛のバンジージャンプ」のDVDは
大好評でした。ユーチューブにアップしたい。
 

結婚の話ばっかりしやがって。

次回はハロウィンの話でもしよう。


秋が来て、もうすぐ冬が来る。
どうしよう。



来週、大学時代の友人、しばるくん(仮)の結婚式がある。

自分らの大学はカソリックだったもんで、教授はほとんど神父で、しかも日本語が
下手なため学習する環境としては劣悪だったが、唯一この大学に入ってよかった
と思うことがありまして、それは


「卒業生のためだけにある教会でタダで結婚式を挙げられる。」


ということです。うん。

以前別の友人あなるくん(仮)の結婚式に参加したことがあるけどステキだったなぁ。
いいなぁ。いいなぁ結婚。




さておき、2ヶ月ほど前、友人のしばるくん(仮)のフィアンセであるところの
ゆみちゃん(実)から我々新郎側友人らに召集がかかった。

朝6時。彼らの新居そばの公園集合。なぜ?


謎が深まったり転寝したりしてるなか、ゆみちゃんが神妙な面持ちで登場。

そこで我々は信じられない話を聞くことになる。




「ゆみちゃん、おはよう。」

「…おはようございます。」

「今日どうしたの?こんな朝早くに。」

「…いいからそこに座って。」(イライラして)

「え?あ。はい。」


※ゆみちゃんはお父様が某地銀の比較的上から数えたほうが早いご役職に
 就いておられ、その関係で比較的ご裕福で大変穏やかなご家庭で育たれ、
 その影響か、特異な穏やかさと優しい物腰、丁寧な言葉遣いでもって、
 周囲を穏やかの渦に巻き込んでしまう、そんな天使のような、天然のような、
 素敵な女性です。6つ下。


「えっと、ゆみちゃん、今日は一体どうし…」

「黙って。」

「え、あはい。」


「私、今のままじゃ結婚できないから。」

「あ、はい。え?」

「結婚できないから。」

「え、ちょ、それはちょっとよくないというか、やめた方がいいというか、いや
 結婚やめるのをやめたほうがいいんじゃないかなって思うんだけど…。」

「どうしてそんなこと言えるんですか。」

「え…どうしてっつーか…えっと、だって、しばるはいい奴だし…なあ?」

(うなずく友人一同)

「いい人だったら結婚するんですか。じゃああなた、いい人だからって私に
 サンミュージックの社長と結婚しろって言うんですか。」

「いや言わないよ、言わないし、結婚してやって欲しいのはしばるとだし…」

(うなずく友人一同)

「だから今のままじゃ結婚できないって言ってるでしょ。なんでわかんないの、
 バカみたいな顔して。」

「え、あの、…すいません。」

「まあいいけど。とにかく無理だから。」

「えっと…じゃあ一体どうしたらいいの…んですか?」

「だからそのために呼んだんでしょ。頭悪いわね、ゴリラみたいな顔して。」

「え、あの、…すいません。」

「バンジーで。」

「バンジー??」

「バンジーよバンジー。飛んでもらうから。」

「えっと、…誰に?」

「…。」

「あ、すいません、しばるに、ですか…ですよね?」

「そう。」

「あの、…なんで…ですか?」

「…。(本当に驚いてバカをみる顔で)…あのね、私、しばるくんと結婚しようと
 してるんですけど?結婚てわかる?」

「…一応。」

「したこともないくせに。

 じゃあ聞きますけどね、結婚する相手の愛を確かめるために、バンジー以外の
 どんな方法があるっていうんで・す・か?」(公園のテーブルをドンドン叩いて)

「…でもゆみちゃ…さん、冷静にね、考えてみたら、ほかにも普通にしばるの愛を
 確かめる方法ってあると思うんですけど…。」

「ないわよ。」

「えっと、…ないん…ですか?」

「ないわよ。だから四の五の言わずにやれって言ってるの。そのために呼んだん
 でしょ。飲み込みが悪いわね。野茂みたいな顔して。」

「え…う…す、すいません。でも、僕はいいですけど、野茂を悪くいうのはやめて
 ください!」

「ああ、それは謝るわ。あなたはバカだけど。」

「ありがとうございます。」

(うなずく友人一同)


「じゃ行くわよ。」

「あ、はい。」


※ゆみちゃんは我々の6つ下です。



― 朝6時。
しばるは寝ていた。(当たり前)



「しばる!行くぞ!」

「…ンま??」



状況の分からないまま我々に叩き起こされたしばるは、タキシードを着せられ車に
押し込まれ、そのままよみうりランドに連行され、バンジーを飛びました。


こうして高所恐怖症の花婿(あとで発覚)は、ある意味命を懸けて自らの揺ぎ無い
愛を貫き、花嫁は花嫁でフィアンセの命がけバンジーに心を打たれ再び愛を確信し、
来週めでたくゴールイン!と相成りました。



そんなわけで自分としては、結婚も楽じゃない、これはもう結婚とかあきらめて
プロゴルファーにでもなろうかな。と思います。
 



夏休みがやってきて、終わった。



うちの会社の夏子さん(仮)(37歳バツイチ独身彼氏アリ。趣味:スノーボード・酒。
酒量:大量。ジュリアナ東京の話をすると乗ってくる。)と同僚の冬彦さん(仮)(36歳
独身彼女ナシ。オールアバウトな会計士。)と先日飲んだときの話。


春夫(仮)(32歳独身彼女ナシ。婚活中。)
 「いい加減結婚したい自分としては、せめて夏恋したいです。」

夏「へー。はるおクンはどんな女子が好みなの?」(ベタ)

春「顔がハセキョーで穏やかで賢い年下の女子です。つまりハセキョーです。」

冬「はるお、前言ってた話と違うじゃん。」

夏「前はどんななのよ?」

春「…顔がハセキョーでテンションが高くて突き抜けちゃってる年上の女性です。」

夏「なにそれ。顔以外真逆じゃん。」

春「顔がハセキョーでテンションが高くて突き抜けてる感じの年上の女性と大恋愛
  して結婚しようとしてフラれて懲りたからですよつーかテンション下がるわ!オイ、
  酒もってこいッ!」


(誰も動かないので自分で注文)


夏「アハハ!バッかじゃないの?!チョー引きずってるじゃん、そんなんだからモテ
  ないんだよ。」

春「余計なお世話ですよ。ちゃんとモテてますよ!」

冬「ハセキョー顔に?」

春「ハセキョーつーかどっちかっていうとアラフォーつーか、40オーバーのお姉さん
  つーか…オ、オネエサンに。」

夏「ババァじゃん!」

春「オイ!失礼だろババァに!」

夏「ギャハハハ!歳の差カップル!」

春「さすがに歳の差10オーバーじゃ何も始まらないですよ…。自分、今、年上NG
  なんで。」

冬「自分がジジくさいから寄ってくるんだな。仕事に疲れて枯れすぎなんじゃない?」

春「そーなんですよもうナダめてもスカしても次から次にワラワラ寄ってくるんですよ
  アラフォーが。正直もう捌ききれません。」

夏「なんかオマエうざい。はいイッキ。(日本酒)」

春「うわー。いただきます。」

夏「はい、もう一杯。」

春「…夏子さん、そんなだから今の彼氏と結婚決めたのに延期とかしちゃうんですよ。
  いただきます。(イッキ)」

冬「なにそれ!?聞いてない!」

春「聞きたい??つーかオレもしゃべりたい!」

夏「やめてよ~!はるおテメェぶっ殺すぞ!」

春「アハハ。(流して)なんか先月ね、夏子さんが入籍するって聞きつけて、みんなで
  お祝いにいったんですよ。でね、さんざ飲んで、夏子さんのリクエストでBOOWY
  シバリでカラオケとかもう酷くてね、最後には夏子さんのギグみたいになって、髪
  振り乱して歌うわけですよ、アン・ルイスを。」

冬「アンを。」

春「六本木心中を。」

夏「えーん。」

春「えーん。じゃねーよ!
  もうそこだけ完全にバブル全盛期でね。」

冬「バブルー!」

夏「あの頃はよかったよねー!」

春「でたーキメ台詞!初めて生で聞いた!」

夏「ぶっ殺す!」

春「(無視)でね、宴もお開きってことで解散しようとしたらね、夏子さんのご様子が
  おかしいわけですよ。」

冬「どんな?どんな?」

春「もうただの酔っ払いのおっさんなんですけどね、『大丈夫ですか??』って介抱
  してたらなんかつぶやいてて…。」

冬「なんて?なんて?」

春「えー言っていいのかな言うけど。

  『さみしい…』

  みたいなー!ブフーッ!!もうダメ!!爆笑!!」

夏「マジ勘弁。覚えてないっつーの!」

春「覚えてろっつーの。つか今でこそ爆笑ですけどね、そんときはもう、サーーっと
  酔いが醒めて『あ、やバイ』ってスーっとフェイドアウトね。ノーモア介抱。」

夏「ちゃんと最後まで責任もってよ。」

春「ご免だね。」

夏「チッ、使えねぇな。」

冬「でどうしたのよ。」

春「しばらく目を離した隙にね、秋山さんに抱きついてた。」

冬「ギャハハッハハッハハッッ!!!秋山ー!!」

夏「ゲロゲローッ!よりによって秋山ーー!!」

春「ちなみに夏子さん、ベロベロになる前に秋山さんにチョーダメ出ししてたからね。
  いくらいいとこのボンボンでも秋山はないって。」

冬「うわーイタいわー。」

夏「イタいわー。覚えてないけど。」

春「げーッ!そこから覚えてないんだ。どんだけ無防備な人生ですかアナタ。」

夏「若い頃はいっぱい失敗したなぁ。」

冬「想像しただけでゾッとするね。」

春「ちょっとした怪談ですね。」

夏「ゲロゲロー。」

春・冬「ゲロゲロー。」

(みんなで乾杯)


春「でさ、そのときの抱擁?がまたさ、エロくてね。こう秋山さんの首に両腕回して、
  身体密着させて完全にアレですよ、ガイジンのベッドシーン。無駄に卑猥。」

冬「うわーすごー。何それ、どっかの暗がりでみんなに隠れて?」

春「ううん。銀座4丁目交差点で。」

夏「死んでいいですか。」

春「止めませんけどね。もうね、その場に居合わせたメンバーの間でかん口令。
  シャレになってなかったから。新卒とか動揺しちゃって大変だった。」

冬「秋山はどうだったの?」

春「直立不動。」

夏「…ごめんなさい。」

春「あとで秋山さんに聞いたら、夏子さん『帰りたくない』とか『一緒に秋山んち行く』
  とか耳元でつぶやいてたんだって。」

冬「ギャハハッ!!!すごいッ!ドラマみたい。」

春「ウヒャヒャ!!ザギンで月9だよ!バブルだよバブル!ハラいてぇ!」

夏「無理ー!覚えてねー!」

春「無責任だなぁ。つーか秋山さん、その話してるときばっちりどうよヅラでしたよ。
  軽く上から目線でモテるオトコはツライ的なオーラ出してたから。」

夏「イタいわーアイツ。」

春「イタイのは夏子さん、アナタです。」

冬「そういうことだよね。」

夏「もうダメ。悪酔いした。」

春「僕らには絡まないでくださいね。バブル世代じゃないんで。」



冬「で、結婚延期っていうのは?」

春「今の話でわかるでしょ。ねえ、夏子さん。」

夏「うん、なんかね、マリッジブルー?」

冬「ギャハハ!初婚かッ!」

夏「うっさい!回数は関係ないの。人生いろいろだわ。」

春「バツイチのマリッジブルーってマジ面白すぎ。」

夏「バツイチっていうな。」



冬「つーか今日の本題に辿り着かないんだけど。」

夏「えーなんだっけ。」

春「『こんなオトコは結婚できない!バツイチが語る、結婚したくない男の条件講座』
  です。」

夏「そんなタイトルだったっけ?あとバツイチっていうな。」

春「今考えました。」

夏「腹立つわ~。つーかあんたたち結婚する気あんの?」

春「そりゃもう全力で。」

冬「オレはなんでもいいわ。」

夏「まあいいわ。結婚できる男の条件てなんだと思う?」

春「カネです。」

冬「おカネでしょ。」

夏「その通り。(キメ顔で日本酒ぐい飲み)」

春「…冗談かと思った。」

冬「…なんか、元も子もないね。」

夏「オトコはカネだから。(キメ顔で日本酒ぐい飲み)
  顔とか性格に多少難があってもね、カネさえあれば解決できるから。」

春「にわかには信じられないけど、バツイチが語ると説得力ありますね。」

冬「バツイチの経験値はパナイからなぁ。」

夏「あんたたち、今からバツイチはNGワードね。はいイッキして。(日本酒)」

春「このキチガイめ。いただきます(日本酒)。」

冬「ごちそうさま(日本酒)。そろそろヤバいわ。」

春「つーかそこまで断言するってことはやっぱり経験からってことで?」

夏「当たり前でしょ。」

冬「じゃあそれを聞かせていただきましょうか。」



「ダンッ!」(日本酒のグラスを叩きつけて)


夏「私の元ダンナがさあ!平気で借金する人だったのよ。消費者金融で。」

冬「あー、しょっぱなから結論出ちゃったね。」

春「出ましたね。」

夏「そいつさ、同棲してるときは何から何まで全部奢ってくれてたわけ。まあ収入は
  いい仕事だったから。で、そこまで徹底してくれたら私もさ、まあ結婚しても引き
  続きそうなるのかなーと思うでしょ?」

春「そりゃ思います。餌付けと一緒です。」

夏「でしょー!?それがさぁ、結婚した瞬間から一切ナシどころか、家に一銭もカネ
  入れねーでやんの。」

冬「は?何それ??ノリピーのダンナ?」

春「すげぇ。つーかじゃあどうやって生活してたんですか?」

夏「私の稼ぎで。」

春「うわっ!リアル怪談だ。」

冬「昭和初期の都市伝説だ。ないわー。」

夏「ないでしょー!?私も最初意味わかんなくて『アレレ~どーしたのかニャ~?
  (キョトーン)』みたいなリアクションの日々だったもん。」

春「ねえねえ!冬彦さん、こういうさ、残念な女の人のことなんていうんだっけ?
  ねえ!」

冬「うん、『ダメンズウォーカー』だね。」

春「そうだよね!そうなるよね!そういうことだよね!」

夏「うるさいなもう!いい女ほど純粋なんだよ!(イッキ。日本酒。)」

春「一旦そういうことにするんで話進めてください、先生。」

夏「おう。で、なんだっけ。」

冬「家にカネを入れないダンナ、キョトンズラの夏子さん。つーかダンナは働い
  てるんでしょ?稼ぎどうしてんの?」

夏「全部よそで飲み歩いてた。」

春「ダメですね~。」

冬「つーかはるお、オマエみたいじゃん。」

春「うぐ…。確かに僕のエンゲル係数は最近いよいよ70%※を超えてきてます
  けどね。」  (※日本の単身者の平均値は23%。低いほうが豊か。)

冬「そんなに稼ぎないしね。」

春「ね。(涙)」

夏「ダメダメじゃん!ダメ夫!それ絶対結婚できないから!」

冬「はるおは無理でしょ。」

春「ウぐぐ!冬彦さんだっておんなじでしょ!いっつもオレとすしざんまいでしょ!
  独身男性はたいがいそんなもんなんじゃないんですかどーなんですか?!」

夏「だいたいね、オゴる男ほど信用できないもんはないから。結婚?ないから。
  ちなみに、聞くまでもないけどあんたら確実にオゴってるでしょ。」

冬「…どうなの、はるお。」

春「…聞きますかそれを。オゴるよオゴる。オゴりますよ。オゴるさ!オゴるでしょ?!
  ねえ?!」

冬「ちょっとうるさい。」

春「ですけどさぁあ!古今東西ご飯は男子がオゴるもんなんじゃないんですか?!
  そういうルールじゃなかったんですか?!太陽が東から昇って西に沈むくらい
  プリミティブな原理原則じゃないんですか!ねえ!冬彦さん!これから僕は
  何を信じたらいいんですか??!!」

冬「ちょっと大げさでしょ。」

春「えへへ。でもそうでしょ?」

冬「うん、まあ、そうだよね。」

夏「やれやれ、だわ。」

春「JOJOだ。ジョリーン。」

夏「よくわかんないけどとにかく、オゴる男はナシね。そういうやつはいいオトコなん
  じゃなくて、ただの見栄っ張りで女子にちゃんとワリカンて言えないビビリだから
  消費者金融とかで平気で借金しちゃうんだよボケが!逆にちゃんと割り勘する
  男は堅実な感じよね。そういう男こそ結婚の対象になるわけよ。」

春「…冬彦さん、オレ、金輪際女子にメシオゴるのやめます。」

冬「オレも。」「…オレも!」

春「(なんで2回言ったんだろう…)」

夏「極端でバカっぽいわねあんたら。つーかデートならオゴっていいんだよ。」

春「いや、もう、今そんな話を聞いたからにはナシです。」

冬「ナシだね。つまり今日も割り勘ってことで。」

春「当然です。」

夏「えー、オゴってよ~♪(甘え声で)」

春「いや、オゴりません。(キッパリ)」

冬「オゴらないでしょ。(朝ズバ)」

夏「うわ、うざッ!うざくてバカ。」

春「うざくない。結婚したい。」

冬「初めの話しに戻るわけだ。じゃ、お勘定しますか!割り勘で!」

春「割り勘で!!これ、この夏の合言葉ですね。」

夏「えーじゃあこのあとはオゴってよね。」

春「オゴりません。割り勘オンリー。」

夏「ケチッ!結婚できねーゾ!」

春「します。」

・・・

こうして夏の夜は割り勘を前提として益々更けて行ったのでした。
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三国志を読むとなんか志したくなるよね!
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